身体の仕組みを知りたい。
そんな思いがこの二年、時が過ぎる毎に高まる。
最近、知り合いの方から”ケトジェニック”なるものを聞き、興味を持った。
ケトジェニック体質にしてフルマラソン走る分のエネルギーが貯まるか実験。
ケトジェニックって簡単に言うと何?
人が主食として当たり前のように食べてきたご飯やパンなどの穀物
は本来の食べ物ではない。本来は”肉食”だった。
炭水化物等の糖質を接種を抑えて、肉食メインに切り替える事で
脂肪が燃える体質に変わること。
糖質のエネルギー量と脂肪のエネルギー量
マラソンをやっている方はよくカーボローディングという言葉を聞くと思うが
これは前日に米やパスタなどを普段よりも多く取り、体内にエネルギーを貯めておく。
というやり方である。
この炭水化物(糖質)で体内に貯められる量は2〜3,000キロカロリーと言われており、
このエネルギーを最大限活かしてフルマラソンを走るというものだが、
実際には42.195kmを走りきるためのエネルギーとしては不足するとも言われている。
糖体質から”ケトジェニック体質”に変える事により、
糖からエネルギーを脂肪からエネルギーにするという仕組みに変わる。
この脂肪は最大40,000kcal程度体内に蓄積できると言われている。
これだけあれば、エネルギー補給無しで十分に走りきれるのでは???
(*詳細はまだ勉強中。)
この断片的な情報に興味を持ち、
炭水化物を断った上で山手線一周(約40km)を走れるか?
試してみるかと思いたち、試してみた。
無炭水化物で山手線一周(40km)走りきれるか?人体実験
1/16に山手線一周ランニング倶楽部の山手線一周ラン(40km)があったので
これに合わせて、準備を行った。
1/5から糖質を減らし、肉野菜をメインとした食事に変更。
さらに毎朝と夕方にコーヒーにココナッツオイルを混ぜたものを飲み続け、
それは当日も続ける。
*ココナッツオイルは中鎖脂肪酸と言われており、取り込む事でケトン体質に変える事が出来るようです。
1/15は完全に炭水化物を断ち、
昼食は麻婆豆腐と回鍋肉。晩飯は牛肉ステーキ300gと野菜、納豆。ゆで卵2個。
1/16当日は鶏肉ささみ150gを醤油と酒と塩で味付けしたものとゆで卵一個。
をザックに入れて走る。
15km以降、こまめにささみを食べて、水分は水のみ。
30km付近でゆで卵を食べるのみ。
いつもは途中も何も食べずに走りきるのだが、
30km以降、急に脚が上がらなくなり、キツくなる事が続いていた。
エネルギー切れと捉えている。
今回は40kmまで特に足腰に大きな変化がなく、
快適に走りきる事が出来た。
ケトン体試験紙でケトン体質かチェック。
山手線一周ランニングを終えて
400gの牛肉ステーキを頬張った後に帰宅して
ケトン体試験紙でケトン体質になっているかチェックしてみた。
この試験紙にお小水をかけて色が変化したらケトン体質。
変わらなければ、糖代謝体質だそうです。
結果は見事に色が変化してケトン体質となっていた。
まとめ
炭水化物を接種していなくても40kmを難なく走りきれる事ができた。
→糖代謝体質→脂肪代謝体質になったことにより、走りきれたと解釈。
途中の鶏のささみとゆで卵がある事で
40kmを走りきり支えになったのか?否かは検証が必要。
これらを取らないで難なく40kmを走りきる事が出来たら
体内に貯えられている脂肪によって走りきれると言えるのではないか?
*注意:これらの実験は現時点では中途半端な知識の中で行っていることなので
くれぐれも真似をしないようにお願いいたします。
ざか
最新記事 by ざか (全て見る)
- スパルタスロン完走を目指すことにした。 - 2016/07/08
- SUPうねりはバランス感覚を磨く良いトレーニング。 - 2016/05/01
- SUPは身体全体で漕ぐ。 - 2016/05/01
Leave a Reply