『ランで旅する。』

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佐々木さん松尾さんご夫妻から学ぶ多拠点移住生活

佐々木さん松尾さんご夫妻から学ぶ多拠点移住生活

*写真はSUUMOジャーナルより

以前、立花岳志さん主催のコミュニティであるツナゲルアカデミーの

ゲストとして佐々木俊尚さんが多拠点移住生活について話しをしてくれた。

その時の話しはこちら

http://nomadrunner.com/20150915_733.html

その時までは漠然と好きなところに拠点を持ち、好きなとき、好きな季節に移動して住めたらいいなぁ程度だったのですが、リアルな話しを伺い、一気にイメージが具体化して安曇野市が私の候補として急上昇していった。

そこで今回は佐々木俊尚さんと松尾たいこさんご夫妻が

考える多拠点移住生活について見ていきたい。

佐々木さんの記事はコチラ。

http://suumo.jp/journal/2015/05/28/91120/

松尾さんの記事はコチラ。

http://crea.bunshun.jp/articles/-/8797

佐々木俊尚さんご夫妻から感じた多拠点移住の価値観

toshinao-san 拝借

*写真はSUUMOジャーナルより

多拠点生活のきっかけは東京一拠点集中からのリスクヘッジ

東日本大震災の際に東京一拠点集中ではなく、

住むエリアを分散させ、リスクヘッジすべきと感じ、拠点を探し始めたそうです。

佐々木さんの住まいは東京、軽井沢と福井の三拠点。

東京2-3週間、軽井沢1週間、福井0.5-1週間というライフスタイル。

それぞれ仕事と生活の役割があり、

”東京は「人に会える」という価値がありつつ

「日々の出来事と仕事に押し流される」と感じる。

そのために軽井沢にいき、思考の整理、執筆活動に集中する。”

決してオンオフではないのでしょうけれども

それぞれの地の役割を理解する事ができます。

私も神奈川の奥地から目黒に引越した大きな理由は

多くの方と関わることに時間を費やしたいと思ったため。

神奈川奥地にいる時は懇親会は常に終電を気にし、

週末のセミナーや勉強会なども都内に出るまでに時間がかかり、億劫と感じるので

行くと決めるまでに時間を要した。

しかし、目黒に引越してからは終電は気にしなくなったし、

週末のセミナーや同志の集まりには時間など気にせずに

どんどん参加する事が出来るようになった。

私の目黒での生活は交流と学びを増やすという役割を果たした。

人生を変えるシンプルな方法は ”引越”

”自分を大きく変える事は出来ないが、自分を取り巻く環境などはすぐに変えられる。

”引越”により、気分を一新できる事は間違いないし、

その時に自分の無駄な部分などを見つめ直す事が出来る。”

先ほど、神奈川奥地から目黒に引越した話をしたが

本当に引越はダイナミックに人生を変えられるものだと思う。

最近は都内に拠点がなくても良いと感じ始めており、

安曇野や七里ケ浜などの自分がやりたいことがすぐ出来る拠点で

景色よく、ここ穏やかに過ごせる拠点に身を置きたい欲求が高い。

また、我が家は現在、引っ越し作業真っ只中ですが、

ライフスタイルの見直し案が夫婦感で毎日繰り広げられています。

その筆頭は何を捨てる?それ必要?という議論。

極力持たず、身軽にする事で拠点を移しやすくできるのは間違いない。

さらに今後は”引越”ごとに地域の人々と交流を深めるようにする。

引越した先で周りと接する機会を遮断するというのは非常にもったいないなと

最近感じる訳です。 

都内では集合住宅という事もありなかなか難しいのかもしれませんが

今後の様々な地に拠点が持てた場合には

どれだけ交流を増やせて地域に貢献できるかとなどの指標も持てたら

人生がさらに充実してきそうと妄想中。

知り合いの使っていない家を借りる。

”福井県の住まいは知り合いの方から声がかかり、

住んでいない一軒家があり、固定資産税を毎年払い続けている。

だから家賃安くていいから住まない?”

とお声がかかったそうです。

これは私の中になかった流れであったために興味を持ってしまい、

安曇野移住セミナーにいった際に

「所有しているが住んでもおらず、

貸してもいない物件を格安で貸していただき、

コチラ負担でリノベして住ませてもらえる物件はないか?」

と尋ねた。

その時の回答は

「正直不動産屋のネットワークに上がってきていない空き家は多く存在する。

しかし、それらを所有している地主さんは貸し方がわからないとか、

そもそも名も知らぬものに貸すなどとんでもない。

さらには近所の人たちに家を貸したとばれたら、生活が苦しくなってるのか?

などと思われてしまうのが嫌だという見栄などが理由にあるんです。」

このような方々から物件を購入もしくは借りることへの魅力はとてもなくあるが

それを実現するためには地域へとけ込んで信頼を得た上であり得る世界なのかと感じている。

どの家もオフィスであり生活の場所

どの家もオフィスであり生活の場所。

これは経験しないとわからない感覚であろう。

その家にもオフィスとして生活としての役割がある。

私はこの感覚を早く経験してみたい。

まとめ

佐々木さん松尾さんご夫妻から多拠点移住生活のイメージが明確になる。

繰り返しになるがやはり、経験してみない事には

この感覚や良さはわからない。

気軽なところからスタートしてみようかなと言う気持ちもわいてきた。

単純にシェアハウスを借りるとか?単純に1部屋借りるとか?

それによって感じるもの、得られるものがあるはずなので。

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ざか

ブログ運営者の石坂晏敬(ざか)です。 ウルトラトレイルノマドランナー、多拠点居住研究家、山手線一周ランニング倶楽部主宰、ブロガー、投資家 2008年からのトレイルランニングの世界に魅了されて、数々の大会に参戦。2010年のハセツネを完走し、2012年から始まったUTMF(Ultra Trail Mt. Fuji)100マイルレースに参加し始めて第1第2大会を完走し、その流れでフランスシャモニーで開催されるUTMB(Ultra Trail MontBlanc)というヨーロッパ1高い山モンブランの周りの山をフランス、スイス、イタリアの三国にまたがって100マイルレースも完走を果たす。 この経験が後押しして”世界中特にヨーロッパをランで旅したい”という思いが強くなり、それを実現すべく2014年にサラリーマンを辞めて、ノマドワーカーとしてしっかりと稼ぎを得ながら、ノマドランナーとして世界中を『ランで旅する。』に向けて活動中である。詳細のプロフィールはコチラhttp://nomadrunner.com/profile
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