
「本音で生きる」ホリエモンー”自意識”と”プライド”を捨てる。
ホリエモンの新刊「本音で生きる」を読んだ。
冒頭で【堀江貴文の本音】が書かれている。
”「本音を言えない」「やりたいことができない」と考えている人って
「キモッ」って思うところもある。言いたいことは言えばいいし、
やりたかったらやればいい。
本当にやりたかったり切羽詰まっていたりしたら、
もう動いているはずなので、
こんな本を読んでいる場合ではないだろう。
まあ、パッと読んで、気づいて、この本は捨ててしまう、くらいがやっぱり一番良い。”
と冒頭から”あっっ手に取ってしまった、、、
お前、まだまだだなとカウンターパンチをくらった感じでスタート。
本音で生きる by 堀江貴文
他人のことは、ほうっておけ!!
ホリエモンは序章で「あなたは、一緒にいて嬉しくもない人にまで好かれようとしていないだろうか?」と問う。
「相手が自分をどう思っているか」なんて事に関わりあって、
自分の人生がなおざりになるのは本当にもったいない。
読めば当たり前の事だがこのように言葉として聞くと痛感する。
”相手がどう自分を思うか?”は相手の問題。
この事から相手の意見に合わせるのではなく、自分の意見を言う。
議論を交わして最終的に意見が合わない事もある。
それは”We agree to disagree”(僕たちはわかりあえないことがわかり合えた)
であるここが重要だと説いている。
言われてみればそうだよな。最終的にどちらかの意見に合わせようというゴールだけではない。意見が合わないというゴールが当然あっても良いのだと。
それはその事に関して意見が合わなかったというだけでその人自体が全く合わないという意味ではない。
こう認識できれば、自分の意見をもっと言えるし、言うべきだ。
言い訳をやめる
本音で生きるためにはまずやるべきことは”言い訳をしない”と言っている。
これはスゴく理解できる。
まず、貯めるものはお金ではなく、信用だ。
言い訳で多いのがお金がないから。
お金がないからという言い訳は成り立たない。
お金は、信用という複雑な存在を、単純な数値に落とし込んだツールである。
信用の一側面ではあるが信用そのものではない。
まず、貯めるものはお金でなく、信用だ。
人から頼まれたら、期待に応えるように尽くす。
信用をしっかりとひとつずつ獲得して行く。
これが後々、お金にも変わる。こう認識すべき。
時間がないからは現状維持を選んでいるだけ
当然のごとく、時間は平等である。
時間がないからと言っている人は
結局は忙しいからなどと言い訳をしながら現状を維持した方が”楽”だと思っているから動かない。
現状に満足とはいえなくとも、行動を変えるほどの大きな不安も無い。だからやりがいが何だとか、幸せはなんだとか、を無駄な事を考えるのに頭をめぐらせて時間を消費している。
”没頭できる仕事と遊びで自分の時間を埋めて、自分の頭で考えるようにしていれば、
そんな抽象的な問答に悩ませることもないはずだ”
確かにこれも心に刺さるものがある。そう感じる人も多いのではないか。
自分がやりたいことで予定を埋めてがつがつ動く事で見いだせるものがありそうだね。
才能なんて、やってみないと、じぶんにあるかないかなんてわからない。
自分には才能が無いからという言い訳の人への言葉。
才能なんて、やってみないと、自分にあるかないかなんてわからない。
これは本当にその通りだと思った。
出来るか出来ないかを考える前に”やる!!!”ことが大事。
やったらとてつもない才能に気づくかもしれないけどやらないと気づけないもんね。
バランスをとるな
「趣味の時間は今よりは減らしたくない。」が「もっと収入が欲しい」
多くの人がいいとこ取りをしようとバランスを取る。
しかし、バランスを維持したまま、新しい事などできない。
これも身にしみた。
確かにやりたいことは山ほどあり、かつ家族にもしっかりと気を使い
こなして行こうと考えると、中途半端になる事が非常に多い。
ひとつひとつ”没頭”しないと何も得られない。
そう理解した。
自意識とプライドを捨てる
自意識過剰だ
「◯◯にどう思われたら嫌だ」「こんなことをしたら、何を言われるかわからない」などと思って、やりたいことをやれないでいる人が多い。自意識過剰だ。
例え、一時的に何か言われたとしてもそれは一時的である。それほど人間自分以外の事を気にし続ける事はない。
だから、実際に存在しない「世間」などというものを気にする必要は全くない。
確かに自分が考えるほど、周りは自分の事なんて気にしていない。
自分も周りの人の発言など気にはするが逐一追っている訳ではないし、
仮にブログなどをチェックしていたとしてもそれを全て覚えている訳でもないし。
なのでもっと気楽に考えて縛らせず、行動に移す事が重要。
プライドは無い方が愛される
すごく気難しいおじいさんやおばあさんになっていく。
こわばった表情のまま、1人でつまらなそうにしていて、誰も話しかけてこない。
「あーあ、かわいそうだな」と思ってしまう。
「プライドを失くせば、もっと楽になれるのに」「そんなこと気にしなきゃいいのに」と。
人間なんて誰でも一緒。ちっちゃなプライドで、身動きが取れなくなってしまう。
本当に「あなたのことなんて、誰も見ていない。」のだから、気にせず、言いたい事を言って、やりたいことをやればいい。
プライドを低くすれば、全てうまくいくのだ。
プライドが高くなると、結論として、相手が自分の側に来づらくなる。
完全同意。 寂しいじいさんにはなりたくない。
明るく楽しく。年上だからなどのプライドは全て捨てよう。
小利口になるな
考えすぎてしまう人はいつも”チャンス”を逃す。
嫌われたらとか、うまく行かなかったらみっともないなどという無駄なプライドを捨てて、
馬鹿になった方がよっぽどうまく行く。
プライドが低ければ、気になった異性にも積極的に声をかけるし、思いついたアイデアも失敗を恐れず、ひとまずトライする。
自分がバカだと思うなら利口な人間にアウトソーシングすれば良い。
自分が”バカ”だと知っている人は強いのだ!!!!!
これもプライドの話し。結局無駄な見栄やプライドを持ったところで
何のメリットも無い事がこのエピソードでよくわかる。
まとめ
さくっと読んでしまったこの「本音で生きる」
実際に思い当たる部分は多々あった。
自意識過剰、無駄なプライドがあるなどはうーーんと思わされてた。
相手あっての自分である事はもちろんわかっているが
やはり”自分”をまずもって大事にしない事には何も始まらない。
自分が ”自分の時間”を生きているか?それとも ”他人の時間”を生きているか?
この視点を常に持って生きて行く事が重要だと認識した。
先のスケジューリングをたてる際にこの時間は誰のための時間か?
と常に意識を持って行くだけでも時の過ごし方が変わるだろうと感じた。
とても刺激のある本であった。
ざか
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