先週、身内が交通事故で亡くなった。さっきまで元気だった人が突然亡くなるという出来事。病気を患い、亡くなるのとは全く異なる。病気の場合は病気という事実が判明してから数週間、数ヶ月、数年と時間をかけて死を迎えるが、事故はある日突然、何の前触れもなく自分の前から姿を消してしまう。
以前にこのような後悔する話しを目にした。”旦那が食卓で奥さんに「晩酌してくれよぉぉ。おーい、晩酌してくれよぉぉぉ」と何度も声をかけるが奥さんは「自分で勝手にやってよ」と返事をした。その直後に旦那が脳溢血で倒れて帰らぬ人となり、その奥さんはその時のやり取りをずっと後悔している。あの時なんでめんどくさがらずに旦那の些細な希望を聞いてあげなかったのかと、、、、、”
毎日、生活をしていると今の状態が当たり前だと思い、ついついいつでも出来ると考えてしまう。
例えば、
”あいつ最近会ってないけど元気かな?と不意に思ったがまあいつでも会えるか?”
”母ちゃん旅行でも連れてって親孝行しないとなと思うがまあまたの機会でいいか!”
などこのようなふと誰かを思い出すときがあると思う。今回の事故や晩酌の話しを受けて、こんな時にすぐに会いにいくという行為にすごい価値があるのではないかと感じている。このような行為に積極的に価値を見いだしていきたいものである。
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ざか
ブログ運営者の石坂晏敬(ざか)です。
ウルトラトレイルノマドランナー、多拠点居住研究家、山手線一周ランニング倶楽部主宰、ブロガー、投資家
2008年からのトレイルランニングの世界に魅了されて、数々の大会に参戦。2010年のハセツネを完走し、2012年から始まったUTMF(Ultra Trail Mt. Fuji)100マイルレースに参加し始めて第1第2大会を完走し、その流れでフランスシャモニーで開催されるUTMB(Ultra Trail MontBlanc)というヨーロッパ1高い山モンブランの周りの山をフランス、スイス、イタリアの三国にまたがって100マイルレースも完走を果たす。
この経験が後押しして”世界中特にヨーロッパをランで旅したい”という思いが強くなり、それを実現すべく2014年にサラリーマンを辞めて、ノマドワーカーとしてしっかりと稼ぎを得ながら、ノマドランナーとして世界中を『ランで旅する。』に向けて活動中である。詳細のプロフィールはコチラhttp://nomadrunner.com/profile
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