人生で初めて水上ジェットスキーを運転。これはふと友達に免許取りに行こといわれたことがきっかけで海のスポー
せっかくなのでこれから水上ジェットスキーの免許(特殊小型船操縦士免許)を取ろうと考えている方のためにまとめてみることにした。
水上ジェットスキー免許(特殊小型船舶操縦士免許)って何?
写真のような水上ジェットスキーを運転するために必要な免許が特殊小型船舶操縦士免許である。この免許が無いと一切の運転が認められない。免許を持った人が同乗していれば免許が無くても運転できるということも無い。この水上ジェットスキーを運転したい人は必ず取得しなければならない国家試験である。
どうすれば取得できるの?
講習と国家試験をセットで行っている会社がある。そこに講習と国家試験のコースを申込んで受講し、試験を受けて合格すれば、免許取得できるという非常にシンプルなもの。
私は千葉県市川市の江戸川沿いにあるMGマリーンという会社に申込を行った。MGマリーンのサイトはコチラhttp://www.mgmarine.co.jp/license/sui2.html
見ていただくとわかる通り、最短1日で講義と試験を行うことが可能である。私は2日間のコースで申込んだ。初日は実技の講義を受けて、翌日学科試験と実技試験を行うというコースである。友人と参加したので金額は39,800円で合格か不合格かは翌週にわかるという仕組みである。私は8/15に試験を受けて8/20に結果が出るというスケジュールに参加。
講義内容は?
講義内容は実地試験内容を一通りの説明をしてくれる。全部で3種類。
1. ロープの結び方
2. 乗車前の点検事項
3. 水上スキー搭乗実地練習
- ロープの結び方
写真のように全部で5種類の結び方全てを習得。試験でこのうちのひとつの結び方を指定されて実際に30秒以内に行う。結び方は①巻き結び縦②巻き結び横③クリート止め④モヤイ結び⑤ひとえつなぎの5種類。ロープの結び方は水上ジェットスキーの時はもちろん、山登りなどのシーンでも使えるものなのでこの機会に取得できることは私にとってはメリット。 -
乗車前の点検事項
水上ジェットスキーに乗る前に基本的に行う確認事項を一通り確認して何をどう確認するかを覚え、実際に使用する時にも行うものである。大きく分けて3つの項目(エンジンの点検、法廷備品と書類の点検、艇体の点検)からなる。
2-1. エンジンの点検
・ビルジ(エンジンルーム)に水がたまっていないか?
・燃料が入っているか?キャップがしまっているか?
・水分離器内に水がたまっていないか?
・エンジンオイルの量と質のチェック
・冷却水が適量あるか?
・バッテリーがしっかり固定されているか?バッテリー液が入っているか?
・緊急エンジン停止コードが切れそうになっていないか?
2-2. 法廷備品と書類の点検
・ライフジャケットと笛が人数分あるか?
・信号紅炎(救助を求める時の炎)が有効期限内か?
・ロープに不具合が無いか?
・船舶検査証書と船舶検査手帳でそのスキーの有効期限内であるか?
2-3. 艇体の点検
・ハル・デッキに損傷がないか?
・ハンドルがしっかり動くか?水流がでるノズルと連動しているか?
・スロットルレバー(アクセル)が動くか?
・シフトレバー(前進、後退)が動くか?
・ドレンプラグ(水抜き)がしっかり止まっているか?
・その他ゴミが詰まっていないか?
- 水上スキーでの実地練習
ライフジャケットを来て、教官と一緒に搭乗して河の上へ教官の運転で移動。その後運転手交代で講義が始まる。まずはエンジン始動。エンジン始動をする前に緊急停止コードを手首につけて、その反対側をハンドルの指定の位置にはめる。(*この緊急停止コードとはスキーから転落した際にそのコードが車体からはずれるとエンジンが止まるという仕組み)さらにシフトレバーを後退させてエンジンをかけても前へ進まない状態にし、前後左右と同乗者を確認した後にスタートボタンを押すとエンジンがかかる。
その後スタートする際にはもう一度前後左右同乗者を確認してシフトレバーを前進に変えてスロットルレバーを人差し指で軽く引き上げるとスキーが前へ動き出す。ブイが8つ置いてあるところを使用するのだが、コース①とコース②の2コースで試験が行われるのでこの練習を数回繰り返し行った。
コース①では危険回避。ハンドルを振り切ってスロットルレバーを一気に挙げて曲がるというもの
コース②では八の字とスラロームをハンドルとスロットルレバーと体重移動で右へ左へと操作していく。
数回繰り返し行わせてもらえば、感覚を得ることは出来る。そんなに難しくはない。ただ、自分で発生させて波に向かっていく時は最初ひるんだが、遠くを見てコントロールすれば、波の影響も身体が勝手に吸収してくれた。実際の試験はコースを間違わないことと発進時、コース①の旋回時前、停止時に周りをチェックすることをしっかり行えば点数がつく。スピードは50-80km/時くらいでコントロールする。
学科試験は教本とテキストが渡されるだけなので自分で一通りチェックする必要がある。
試験内容は?
- 身体検査
視力とし色覚検査を実施する。 -
学科試験
操縦者の心得、遵守事項について。交通の方法。運行について40問4択問題が出させる。この内65%正解すれば合格なので26問以上正解できれば問題ない。実際の試験内容だが、おそらく勉強しなくても65%の正解は常識的な答えで実現可能である。ただ、前日までにある程度問題集を解いておけば何ら不安になることは無い問題。 -
実地試験
講義内容と同じ項目を正式な試験官の指示通りに実施していく。ロープ結び→事前点検→搭乗試験。である。全部合わせて30分程度。前日やったことがそのまま試験内容なので頭が真っ白にならない限り何ら問題の無い試験。
感想
今回、誘われて考える間もなく、この場へ来たのだが実際に水上ジェットスキーの楽しさは全然知ることが出来ていない。運転したが自由にさせてもらったのではなく、試験内容に準じてこうしたら合格するという指導であったのでスキーの気持ちよさなどは正直まだ全く得られていない状況。試験会場の横で実際に遊んでいる人たちを見ましたがスピードもかなり出して気持ち良さそうな雰囲気は伝わってきたので一度、自由に運転する機会を得ることがまず大事かなと感じています。試験は講義とセットのものであれば100%うかるんだと確信。
ということでこれからどこで水上ジェットスキー遊べるかを調べて、忘れないうちに一度遊んできたいと思う。どこで遊べるかを調べたらここで紹介していきます。
どこで遊べるのか?
後日調べることにする。
ざか
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