『ランで旅する。』

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あなたの通勤累積時間。計算した事ありますか?

あなたの通勤累積時間。計算した事ありますか?

あなたの通勤累計時間。計算した事ありますか?

大学時代、社会人になってから約10年の計14年間、私は通学通勤に毎日往復で約3時間の時間をかけていた。

幸いにも始発駅ということもあり、行きは座って眠りながら行くという事が可能ではあったが、帰りは時間をかけて立ってぼおっとしながら帰ってきた事が多かった。

元々生まれ育った地にそのまま住む方が楽だし、家賃も安いという事で通勤、通学にかかる時間を考慮せずに引っ越すという事もろくに検討せずに一番行動力も体力もある10年間をこの毎日往復3時間という生活に費やした。ウィークデーのほぼ毎日と捉えると年間約250日×3時間=750時間のロス=約31日=1ヶ月

1年のうち1ヶ月が通勤時間!!!!

14年なので14ヶ月人生の1年と2ヶ月を無駄に使ってしまったのだ。なんとも恐ろしい計算になる。今から1年2ヶ月やると言われたら世界一周が可能だろう。本当にもったいない。

とはいえこの意見に反対意見もあるだろう。通勤時間をうまく利用して読書や語学勉強が出来る。うまく席につけば睡眠も取れる。だから、無駄にはなっていない。という意見。

実際に私も時間を無駄にしてはいけないと思い、眠れる時は眠り、本を読めるときは読むなどの隙間時間の利用は行ってきました。しかし、この通勤時間をなくし、生み出した時間に行う活動の濃さに比べると電車内での隙間時間の利用は極めて薄いです。

30歳を超えて”時間”が限られているという概念にようやく気づくようになる。このころはサラリー業以外の交流や勉強会に積極的に参加するようになり始めていた頃である。

毎日、毎日眠い中、見ず知らずの人と数十分密着して電車に揺られていく通勤時間に疑問。朝7時に出て家に帰ってくるのは22時。家に着いたら風呂入って、ご飯食べて寝て終わり。このままだとこのペースで一生終わってしまうなあとふと思うときがあり、そんなことを思う事が続いた事を記憶している。

神奈川県の郊外に住んでいたが勤務地に自転車で30分程度で通え、電車でも20分程度のところ。さらに妻の通勤時間が長くならないところという観点で探し、中目黒に住むこととした。

引越後早速、クロスバイクの自転車を購入し、通勤はもちろんどこのセミナーや飲み会などに行くにも自転車で行くようになりました。ここまで満員電車と一気に縁を失くすことになるとは思っていませんでしたが完全に無縁となります。

山手線沿線近く(勤務地近く)に住むメリット

朝の活動時間を生み出せる

勤務地近くに住む事で朝に活動時間を生み出す事が出来るようになります。1時間半かけて通っていた時は帰りも遅いために、ギリギリまで寝てばたばたとして出かけるという毎日でしたが引越した事で単純に朝だけで約1時間のゆとりが生まれる。7時に出なければならないのが8時に出れば良いというイメージ。8時に出れば良いとなると5時に起きれば3時間というまとまった誰にも邪魔されない時間を生み出す事が出来る。私は当初、勉強とブログ記事をかくなどに時間を使っていましたが本当に集中できます。読書に費やしたり、勉強に費やしたり、運動に費やしたりと普段の生活では行えない事を毎日行う事が出来るようになる。

早く帰れるので夜にも時間を作り出せる

当たり前だが、勤務終了して30分で帰宅できると分かっていれば活動の範囲が広がります。勤務後の勉強会やランニングのお誘いなども翌日の事を考えずに迷わず、参戦する事ができます。遠いとこの辺りの誘いも躊躇する事が多かったです。

飲み会なども時間を気にせずに好きなだけ話すことができる

引越を行う前当たりからサラリー業以外の方々との交流が増えて、そのような集まりには積極的に参加していた。遠くに住んでいた時は交流会の後半は終電を気にしながら話しをしなければならない。話しが盛り上がり貴重な話しがうかがえるタイミングで帰らなければならないなど、良くあった。このような経験はあなたもあるのではないでしょうか?山手線沿線近くに住む事により、どこで飲んでいても終電は飲んでいる人より遅い時間となるケースが多く、仮に終電も気にせず飲める人だと話しが盛り上がるだけとことん話す事が可能となる。この利点は今振返っても大きいなと思えます。

勉強会、セミナーなど参加し易くなる

週末の勉強会やセミナーまたは同じ事を志している同志との交流会などに気軽に参加できるようになる。遠い時は週末にわざわざ1時間強かけて出かけていくので一決心が必要となりますが、自転車でものの10分でつけるようになるととりあえず、参加しようとフットワークがとても軽くなります。

山手線沿線近くに住むデメリット

家賃が高くなる。

デメリットはこれだけだと思います。私はこの点は時間を購入すると捉えてそこで生み出される時間により高められる自分の方が価値があると考えました。ここはそれぞれの立場にも寄りますが真剣に考える一つのポイントと思います。

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ざか

ブログ運営者の石坂晏敬(ざか)です。 ウルトラトレイルノマドランナー、多拠点居住研究家、山手線一周ランニング倶楽部主宰、ブロガー、投資家 2008年からのトレイルランニングの世界に魅了されて、数々の大会に参戦。2010年のハセツネを完走し、2012年から始まったUTMF(Ultra Trail Mt. Fuji)100マイルレースに参加し始めて第1第2大会を完走し、その流れでフランスシャモニーで開催されるUTMB(Ultra Trail MontBlanc)というヨーロッパ1高い山モンブランの周りの山をフランス、スイス、イタリアの三国にまたがって100マイルレースも完走を果たす。 この経験が後押しして”世界中特にヨーロッパをランで旅したい”という思いが強くなり、それを実現すべく2014年にサラリーマンを辞めて、ノマドワーカーとしてしっかりと稼ぎを得ながら、ノマドランナーとして世界中を『ランで旅する。』に向けて活動中である。詳細のプロフィールはコチラhttp://nomadrunner.com/profile
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