『ランで旅する。』

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【UTMF2013 振り返る③ レーススタート】

<レースを振り返る>
スタートカウントダウン

$Life is beautiful (自分自身を創造する!!!)

2013年4月26日金曜日 15:00スタート
この26日の天気は正午前後に雹や雨が降って一時はどうなるのかと思ったが
スタート時には快晴となり、良い気候の中スタートを切ることができた。

スタート時は同志4名と後方(スタート時872位)で出発。
序盤はゆっくりと身体の調子を確かめながら走り始めた。

序盤はアスファルトの平地を走り、その後山道に入る。
山道に入っても緩やかな道でゆっくりと走ることができたが
そのうち第一の山の足和田山が近づき、坂が急になり始めたあたりから渋滞が発生。
$Life is beautiful (自分自身を創造する!!!)

$Life is beautiful (自分自身を創造する!!!)

昨年はこの渋滞がなかったのでいささか数十分損をした気分となったが、
まあ体調確認も含めてちょうど良かったと捉えることにした。

最初のピークを越え始めてから下りが本格化してきたため、
一緒に走っていた同志を気にしつつも自分のペースに変えて果敢に下り始めた。
この道は気持ちええ。 とうだうだとA1に到着(26日16時56分)

この段階では身体が固いという感覚があり、A2までも無理をせずにウォーミングアップの気持ちで
ながーいアスファルトの下りと樹海のじゅうたんの道を楽しんで走った。
A2到着(26日18時15分)

A2までの道のりで脚の表面の張りや身体の固さなどがとれてきたと感じることができたので
A2でしっかりとおかゆをいただき、エネルギーを補給し、

$Life is beautiful (自分自身を創造する!!!)

4つの山を越える(このレースで一番の難所と言っても良い)A2-A3間に臨むことにした。
この登り口で一発目のべスパを使用。

※べスパとは以下のページを参考にしてもらいたいが
体内にある体脂肪を瞬時に効率よくエネルギー化してくれるスゴイアイテム。 力が一気に湧いてくるんです。
なので私は長い登りの直前に使用することが多いです。

VESPAのホームページhttp://www.vespasport.com/what_vespa/page_1.html

このA2-A3区間はストックを使用。

最初の山(竜ヶ岳)は渋滞となっていたため、
前の人のペースに合わせ、脚を振り上げずに小股で登る事だけを意識して登る。
昨年苦労して下った記憶のある坂だったが
上を見上げずに黙々と脚を進めることだけを考えて登る。

そうすると気づいたらピークに達するものです。
竜ヶ岳のピーク後の下りは良いトレイルで
ストックを使いながら気持ちよく下ることができた。。

その後緩やかな下りがずっと続く道だったがここで神秘的な景色に遭遇。

真黒な富士山のてっぺんから満月が顔を出した。 近くを走っている人が

「あれ、何て言うんだっけ? ダイヤモンド富士だっけ?」

「違うだろ、ダイヤモンドは太陽でしょ。」

「じゃあなんだっけ?」

「・・・。 ・・・。」

そうしたら更に前の方から

「パール富士だよ。パール!!」

という事で私は何とも運よくパール富士に遭遇することができたんです。
写真に収めようとしましたが、まったくもってうまく撮ることができませんでした。

参考写真をどうぞ

$Life is beautiful (自分自身を創造する!!!)

そうこうしている内にW1(ウォーターステーション)に着きました。 (26日20時56分)

ウォーターステーションなのであまり大きな所とイメージしていなかったのですが
しっかりとした建物になっており、休憩所も用意されていて

更に何よりも一人一つずつでしたがお団子とお菓子3つずつという
食べ物が用意されていたんです。
当然水だけだと思っていたところに食べ物があったので驚きです。

しっかりと補給させてもらい、いよいよ雪見岳から天子ヶ岳の急坂の登り降りです。
昨年の記憶があったため、そんなに臆さずに臨むことができた。
ここでも出発前にべスパを一発頬張る。

ここも竜ヶ岳同様に下を向きながら
黙々と脚を振り上げずに早く登る事だけを心がけて登る。

このあたりから人もバラけてきており、集団で進むことも少なくなり、
マイペースで進んでいくとほぼ抜かれることはなく、
人を抜く機会が圧倒的に増えてきた。

雪見岳のピークに到着し下り始めると
次の熊森山のピークに向かって移動しているランナーのライトが見えた。
またあれだけ登るのかぁぁあ!と。。見上げながらの移動。。。

しかし、登り始めるとあっという間に熊森山のピークでそこにいたスタッフの方に
「ここからは走りやすい道が続きます。」という声。

その後、長者ヶ岳まではトレイルの平地と下りが続く道だった。
私にとっては非常に走りやすくここではスピードを上げて、
長者ヶ岳を目指したがあっという間であった。その後の天子ヶ岳もすぐに頂上となり、

その後、A3に向けて一気に800m以上下るのだがこれが長かった。
下っても下ってもなかなか終わらない。

結構急な斜面も多かったため、ストックを駆使して脚の負担を抑えて下る。
この山道を下りきるとアスファルトに出て、
A3の富士見小学校まで数km残すのみである。これが結構長かったが。。。

そして、この難所をようやくクリアすることができた。A3到着(27日2時1分)

次に続きます。

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ざか

ブログ運営者の石坂晏敬(ざか)です。 ウルトラトレイルノマドランナー、多拠点居住研究家、山手線一周ランニング倶楽部主宰、ブロガー、投資家 2008年からのトレイルランニングの世界に魅了されて、数々の大会に参戦。2010年のハセツネを完走し、2012年から始まったUTMF(Ultra Trail Mt. Fuji)100マイルレースに参加し始めて第1第2大会を完走し、その流れでフランスシャモニーで開催されるUTMB(Ultra Trail MontBlanc)というヨーロッパ1高い山モンブランの周りの山をフランス、スイス、イタリアの三国にまたがって100マイルレースも完走を果たす。 この経験が後押しして”世界中特にヨーロッパをランで旅したい”という思いが強くなり、それを実現すべく2014年にサラリーマンを辞めて、ノマドワーカーとしてしっかりと稼ぎを得ながら、ノマドランナーとして世界中を『ランで旅する。』に向けて活動中である。詳細のプロフィールはコチラhttp://nomadrunner.com/profile
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