おはようございまーす。
UTMFまであと3週間を切ってしまいました...
不安だけが...
さて、機能の続きでウェア編です。
②シェル(防水透湿性ウェア)
今回のUTMFに関してはレインジャケットパンツが必携となっています。
以下競技規則のシェルに関しての記載
>雨天に備えてフードつきレインジャケットとレインパンツ。
>どちらも(ゴアテックス)あるいはそれと同等の防水、透湿機能を持ち、
>縫い目をシープテープで防水加工しえたるもの。
となっています。
最大46時間という長い時間を標高500m~1,800mの間を上下するため
雨や気温が氷点下などに低下することも十分に想定されます。
そんな中を移動し続けなければならないため、身体を雨で濡らさないこと<防水性>が
極めて重要になります。
昨日も伝えましたが身体が濡れた状態と濡れていない状態では
身体の冷えるスピードが全く異なります。
外側からの水の浸入を防ぐためには
水を通さない生地(水をはじくだけでは不十分いわゆる撥水機能というやつ)を使用し、
かつ縫い目が防水生地で目止めされていること。
そして、ファスナー部分は止水ファスナー(水が浸入しにくい)が使用されていること。
これらを満たせば防水性は確かでしょう!!
次に外側からの水の浸入を防ぎ、更に自分がかいた汗をスムーズに外側に逃がす事が
極めて重要となります。
よく雨合羽を着たけど結局びちょびちょなどの経験をしたことは無いでしょうか?
それは雨は防いでいるものの、自分がかいた汗が逃げていかずにウェアの内側に残って結露してしまっている状態です。
さて、この汗をスムーズに逃がすためにはメッシュなどスカスカな材料のウェアを着れば
逃げやすいんですがそのような生地のウェアですと防水性が全くありません。
透湿性(水蒸気を通す機能)を持つ防水素材が重要となります。その中でダントツでGORE-TEXの性能が高いでしょう。
この透湿性とはイメージしにくいかもしれませんがかいた汗が熱により水蒸気化します。
その水蒸気を通すことができる機能です。
この透湿性の機能がないと水蒸気化した汗がウェアの内側にこもり、結露して水蒸気から水に戻ります。
すなわち、身体が濡れてしまうことにつながるわけです。
私が今回着用予定なのはTNFのGORE-TEX Activeを使用したストーミートレイルフーディー
の昨年のモデルです。
http://goldwinwebstore.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=NP61357_BO_L&CD=FW130332&WKCD=FW130330
登山用ウェアではお馴染みのGORE-TEX。
そのGORE-TEXが昨年から導入したGORE-TEX Activeは防水性を高い状態で維持しながら
透湿性をより高くし、更に軽量化を図ったまさにトレイルランのために生まれた素材ですね。
このGORE-TEXのウェアと昨日紹介したフラッドラッシュメッシュスキン+吸水速乾Tシャツと組み合わせることで
かいた汗をすばやく身体から離し、水蒸気化させ、シェルの外側に逃がす。という流れが作れます。
そして、当然外側から水は浸入しないわけです。
さらに寒い環境下になった場合にはGORE-TEXの内側にライトダウンジャケットを羽織ることで
ダウンによる空気層が生まれ、これが保温層となり、身体を暖かい空気がくるんでくれることになります。
防寒着はフリースではなく軽量ダウンがお勧めです。
ざか
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